第37回(2024年6月)研究会(対面開催)
生成AI等の急速な発展が、私たちの日常生活や仕事をこれまで以上に大きく変えようとしています。一方で、日本国内では近い将来、消滅する可能性のある自治体がかなりの数に上るという指摘や、在留外国人が人口の1割を超えるという予測がされています。本研究会が発足した2010年頃とは大きく、そして急速に変化しているこのような社会情勢の中で、「ビジネス日本語」の意味・意義や方向性なども変わってきていると思われます。
そこで、今回の研究会では、この刻々と変わる社会情勢の中で、教育機関が「ビジネス日本語」を通じて学習者にどのような学びや支援を提供することができるのか、その意味や意義をみなさんと改めて考える機会にしたいと思います。
パネリストとしては、大学院のビジネス日本語コースでキャリア支援を行う実務家教員のお立場、インターンシップという枠組みの中での国際共修や企業とのやりとりを通じて留学生支援を行うお立場、そして、英語トラックの学生への就職支援としてのキャリア教育やインターンシップを行うお立場の3名の方をお呼びして、現状の紹介と問題提起をしていただきます。それをもとに、参加者のみなさまと議論を深め、今「ビジネス日本語」を通じて学ぶことの意義や、今後の「ビジネス日本語」について、活発な意見交換が行われることを期待しています。多くのみなさまのご参加をお待ちしています。
【担当幹事】:淺海 一郎(内定ブリッジ株式会社), 伊藤 奈津美(山梨学院大学), 鈴木 綾乃(横浜市立大学), 高橋 桂子 (武蔵野大学), 藤本 かおる(武蔵野大学), 堀井 惠子(元武蔵野大学), 村澤 慶昭(武蔵野大学)
第37回ポスター